冬から春、春から初夏へと季節が移り変わる時、肌がゆらぎがちだという人も多いのではないでしょうか。気温差などで水分と油分のバランスが崩れ、今まで通りのスキンケアでは肌トラブルを起こしやすい季節といえます。そんな時は、水分・油分をしっかり与えて乾燥を防ぎ、バリア機能を高めることが大切。
また、皮脂の量が増えてニキビや吹き出物ができたり、テカリが気になったりといった皮脂トラブルも増えてくる時期です。テカリが気になる時でも保湿は重要なので、さっぱりしたテクスチャーの化粧水を選んだり、クリームなどの油分は控え目にするとよいでしょう。
今回は、これからの季節にぴったりの、みずみずしくうるおいを与えてくれるアロエジェルをご紹介します。なんと、アロエジェル1つで9通りの使い方ができるというとても優れたアイテム。ぜひチェックしてみてください。
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この記事の目次
アロエジェルの成分や機能
アロエといえば日本でも古くから親しまれてきた植物のひとつですが、近年韓国でもアロエジェルが大ブームになりました。その後日本でも話題となり、ひんやりとした使用感や使い勝手のよさが注目されています。
アロエジェルには、アロエの葉から抽出したアロエベラ葉エキスが入っているのが大きな特徴。製品によって配合量は違いますが、保湿や整肌の働きをする成分です。
基本的にさっぱりとした使用感をしており、夏の全身のスキンケアにぴったり。透明でぷるんとしたジェルのため、見た目が涼し気でキレイなのも魅かれるポイントです。
数多くのアロエジェルが販売されていますが、今回は特に人気の2つ<ネイチャーリパブリック>と<ザセム>を使い比べてみたいと思います。
ネイチャーリパブリックアロエジェルのレビュー
✅ネーチャーリパブリック スージング&モイスチャー アロエベラ92%スージングジェル ¥500(税込)
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ネイチャーリパブリックアロエジェルのアロエジェルは、アロエ断面が描かれたジャータイプの容器に入っています。容量は300mlと、大容量なのが特徴。主な成分はアロエベラ葉エキスで、92%もの配合量を誇ります。他にもヒアルロン酸やグリセリンなどの保湿成分が入っています。
テクスチャーは少しとろっとしていて、ぷるぷるしたゼリーのよう。少しキュウリを思わせる、ウリ科の野菜のような香りがします。
肌に乗せてみるとぷるんとみずみずしく、さらりとなじませることができます。
なじませた後はすべすべで、べたつきはありません。つけた後もさっぱりしていて心地よい使用感です。
ザセムアロエジェルのレビュー
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ザセムのアロエジェルも、300ml入ったジャータイプのケース入りです。済州島の生アロエエキスを99%使用。他にも、ホホバ種子エキス・スベリヒユエキス・マグワ根皮エキスなどの保湿成分が豊富に含まれています。ネイチャーリパブリックのアロエジェルに比べると、若干さらっとしている印象。水っぽさが強く、よりスッキリとした使用感です。ひんやりとした清涼感も、ザセムのほうが強く感じました。香りは爽やかなフローラル系で、野菜っぽさはありません。
なじませた後は、しっとりとした、なめらかな肌ざわりです。
ネイチャーリパブリックとザセム2つを比較
ネイチャーリパブリックとザセム、見た目もほとんど同じでなかなか違いがわかりにくいですが、比較してみると、このような違いがありました。
■テクスチャー
ぷるんとしているのは同じですが、ネイチャーリパブリックのほうがとろみがあります。
よりぷるぷるした触感を楽しみたいなら、ネイチャーリパブリックがおすすめ!
■使用感
すべすべに仕上がるのはネイチャーリパブリックで、しっとりするのがザセムでした。
■清涼感
ザセムのほうが、ひんやりと冷たい感覚が強かったので、日焼け後のクーリングなどでしっかり冷やしたい!という時にはザセムがぴったり。
■香り
好みによりますが、野菜のような香りが苦手という人は、フローラル系の香りがするザセムのほうが向いています。
重視する点をピックアップして、好みのほうを選んでみてください!
アロエジェル9つの使い方
ここからは、アロエジェルの9つの使い方について詳しくご紹介します。
使い方①水分クリーム(保湿効果)
アロエジェルはさっぱりした水性のジェルなので、乾燥対策となると少し物足りなさを感じるかもしれません。そんな時は、油分を足して水分たっぷりのクリームとして使うとよいでしょう。
アロエジェルにオイルを1~2滴加えます。ホホバオイルやアルガンオイルなどの植物系のオイルがおすすめです。しっとり感が増すので、口元や目元など乾燥しやすい部分に塗るのがおすすめ。
使い方②パック(保湿・鎮静効果)
アロエジェルを厚く塗って、パックとして使用することもできます。ジェルを塗って5分ほど置いた後、そのままなじませるかティッシュなどでふき取ります。よりしっとりとした肌を実感できるでしょう。
使い方③ボディジェル(保湿・鎮静効果)
アロエジェルは顔だけではなく、全身にも使うことが可能。のびがよいので腕や脚などの広い箇所にも使いやすく、またひんやりして気持ちいいのでお風呂上りの全身ケアにぴったりです。すべりもよいので、マッサージジェルとしても活用できます。
使い方④ネイルケア(保湿効果)
指先も乾燥するので、しっかり保湿しましょう。爪や爪先に塗ってくるくるとマッサージしてみてください。
ほんのりにピンクになって、健康的な印象になりました。
使い方⑤ヘアトリートメント(保湿効果)
傷んだ髪の保湿にも、アロエジェルを使ってみてはいかがでしょうか。そのまま髪につけてもよいですが、トリートメントに加えてつけるのがおすすめ。1:1の割合で加えてトリートメントすれば、よりしっとりうるおいます。洗い流さないトリートメントやヘアオイルに加えて使っても◎。
使い方⑥アイマスク(鎮静効果)
コットンにアロエジェルをなじませて、そのまま数分間目の上に置くと、目元がスッキリ!
アイマスクとして使用できます。冷蔵庫などで冷やしたジェルを使えば、さらにひんやり感がアップ。パソコンやスマホで長時間目を酷使した際に、試してみてください。
使い方⑦日焼け後のケア(保湿効果)
アロエジェルは日焼けでほてった肌のアフターサンケアにも活用できます。日焼け後のケアはとても大切なので、冷やしたジェルをたっぷりつけて、クーリングと保湿を行いましょう。アイマスク同様、冷蔵庫で冷やすとよりひんやりした使用感を楽しめます。
使い方⑧ベースメイク(保湿効果)
化粧下地に混ぜて使うことができるのも、アロエジェルの優れているところ。下地やリキッドファンデーションなどに、1:1の割合でジェルを加えてみてください。保湿もできる上、自然なツヤが生まれます。
実際につけてみると、しっとりしたのがわかりました!
使い方⑨シェービング後のアフターケア(鎮静効果)
シェービング後はカミソリの刺激などで、肌が荒れたりかゆくなったりといったトラブルに見舞われがち。アロエジェルはカミソリ後のアフターケアにも使用できます。水分を与えながら、肌を整えることができるでしょう。男性の髭剃り後のケアにも使えます。
9つの使い方を試してみた感想
9通りの使い方を実際に試してみました。
それぞれネイチャーリパブリックとザセム、どちらのアロエジェルも使ってみましたが、特に絶対にこちらではなくてはいけないというものはなく、どちらのジェルでも心地よく使えると思います。
ザセムはさらっとしたテクスチャーなので、トリートメントなどに混ぜると若干水っぽくなってしまいました。ただそんな時は、アロエジェルの量を少なめにするなど、調整すれば問題ないかと思います。
アイマスクに関しては、鼻の近くに置くものなので、好みの香りのほうを選んでみるのがよいでしょう。
アロエジェル使用時の注意点
1つあればマルチに使える便利なアロエジェルですが、特に顔に使う場合、乾燥肌にはやや物足りないかもしれません。その場合は、乳液やクリームで保湿を強化しましょう。特に使ってみて刺激を感じたりはしませんでしたが、敏感肌の人は手などでパッチテストしてから使ってみてください。
そして保管上で大事なのが、蓋をしっかり閉めること。透明の中蓋が入っているので、乾燥を防ぐために忘れずきっちり閉めましょう。特に冷蔵庫に入れる必要はないが、入れるとひんやり使えておすすめです。
さっぱり保湿できるアイテムなので、夏に向けてぜひ手に取ってみてください!
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