“シカ”スキンケアで注目を集める「VTコスメティックス」。スキンケアアイテムを中心とした韓国発のコスメブランドで、いま日本でもドラッグストアやバラエティショップで多く取り扱われています。
SNSでの発信を積極的に行なっており、韓国公式Instagramは87.8万フォロワーという人気ぶり。日本公式Instagramでも4.4万フォロワーを抱えています。また、2017年からK-POPアイドルグループ・BTSをグローバル広告モデルとして起用し、クッションファンデーションや香水などのコラボアイテムを展開してきたことも人気を集めた理由の1つといえるでしょう。
現在、VTの代表的なアイテムといえば、グリーンの「CICA(シカ)」ラインが挙げられます。今回はそのCICA(シカ)ラインのフェイスマスクについて詳しくご紹介していきます。

1. 話題の「シカ」スキンケアとは?シカ成分や効果について解説

コロナ禍で日本でも注目を集めた「シカ」ですが、韓国ではコロナ以前から定番となっていたスキンケア成分。「CICA(シカ)」は、ツボクサというハーブの別名「センテラアジアティカ」(Centella Asiatica)に由来するといわれています。
ツボクサは、他に「タイガーハーブ」とも呼ばれ、古くから美容はもちろんのこと、傷や火傷の治療にも使われてきた植物です。その葉や茎からとれるツボクサエキスに含まれるマデカッソシド(マデカソサイド)という成分が現在の「シカ」スキンケアに用いられています。

「シカ」スキンケアには比較的さっぱりとしたテクスチャーのアイテムが多く、ベタつかずみずみずしい保湿効果が得られます。また、低刺激なため肌質問わず使いやすいという点も人気の理由といえるでしょう。肌にやさしく保湿ができるため、マスクによる乾燥や摩擦からくるゆらぎ肌、ニキビなどのトラブル肌、敏感肌の方などにぴったりです。

2. VTの「シカ」フェイスマスクの全8類とタイプ3つをチェック

今回は、そんな「シカ」成分を配合した、VTのフェイスマスク各種を詳しくご紹介します!

VTシカマスクは 全8種類!

一言にVTのシカマスクといっても、実は様々な種類のアイテムが展開されています。
現在、購入可能なのは以下の8種類です。

① VT CICAデイリースージングマスク(シートマスクタイプ)
② VT CICAカプセルマスク(洗い流すウォッシュオフマスクタイプ)
③ VT CICAスリーピングマスク(洗い流さないクリームマスクタイプ)
④ VT シカマスクパック(シートマスクタイプ)
⑤ VT プロシカマスク(シートマスクタイプ)
⑥ VT シカモイスチャーマスク(シートマスクタイプ)
⑦ VT シカトーンアップマスク(シートマスクタイプ)
⑧ VT シカ3ステップマスク(シートマスク+美容液+クリームタイプ)

VTシカマスクのタイプは大きくこの3つ!

上でご紹介した通り、VTのシカマスクは種類が豊富です。選ぶ際には、まずアイテムタイプから自分に合ったものを探してみてください。

1つが、王道のシートマスクタイプです。
30枚入りの大容量ボックスに入った「①VT CICAデイリースージングマスク」や、個包装タイプの「④VT シカマスクパック」、「⑤VT プロシカマスク」、「⑥VT シカモイスチャーマスク」、「⑦VT シカトーンアップマスク」、そして美容液とクリームタイプのマスク(スリーピングマスク)もセットになった「⑧VT シカ3ステップマスク」があります。

残り2つには、洗い流すウォッシュオフタイプの「②VT CICAカプセルマスク」と、洗い流さないクリームタイプの「③VT CICAスリーピングマスク」があります。
洗い流すタイプはすっきりと毛穴・角質のケアができるので肌のごわつきが気になるときに、洗い流さないタイプは塗って寝るだけでOKなのでスキンケアを手軽に済ませたいお疲れの日におすすめです。

*大容量シートマスクタイプ・洗い流すウォッシュオフタイプ・洗い流さないクリームタイプのアイテムについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひこの記事と合わせてチェックしてみてくださいね♩♩
✅「VTシカマスク5種類の効果レビューと使い方」
第一編(①VTシカデイリースージングマスク ②VTシカカプセルマスク ③VTシカスリーピングマスク)

ここからは、主に個包装のシートマスクタイプのアイテムについてご紹介していきたいと思います。
個包装のシートマスクの魅力は、1枚ずつ購入すれば手頃な値段で試しやすく、使いたいときに開封していつでも気軽かつ衛生的に使える点、そして成分やシート素材によって種類が豊富でデイリーケアからスペシャルケアまで用途や肌状態にあわせて選べる点にあるといえるでしょう。

3. VTシカマスク5種類の特徴と効果をレビュー

今回レビューするアイテムは、いずれもVT・シカラインのシートマスクです。一見似ていますが、それぞれ特徴や効果に違いがあるため、1つ1つ詳しくご紹介していきます。
どれを選べば良いか悩んでいる方は、ぜひ本記事を参考に、自分の肌に合ったシカマスクを見つけてくださいね。

①VT シカマスク

価格:10枚セット 2,280円

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※プロモーションにより、お店と通販サイトの価額が異なる場合があります。

アイテムの特長

まずはこちらの「VT シカマスクパック」。VTがうたう「1日1CICA」のアイテムとして取り入れやすい、定番のフェイスマスクといえるでしょう。ツボクサエキスを配合した美容液をたっぷりと肌に届けるガーゼ素材のシートが特徴です。

使い方

洗顔後、化粧水で肌を整えてから使用します。袋からシートを取り出したら、目・鼻・口のカットがある位置にあわせて顔に密着させ、カバーのフィルムをはずします。約10〜20分おいてからマスクをはがしたら、肌表面に残った美容液を手でなじませてください。


美容液は僅かにとろみがあるものの、ベタつきはなく比較的さらっとしたウォーターテクスチャーで透明です。ハーブのようなすっきりとした香りが感じられます。

おすすめポイント

このフェイスマスクの大きな特徴といえるのが、ガーゼ素材のシート。大容量ボックスタイプのデイリースージングマスクと比較すると、美容液は似たようなテクスチャーですが、シート素材に大きな違いが表れています。
不織布タイプのシートに比べ手触りがよりやわらかく、薄手でぴたっと肌に密着しズレにくくなっています。

シートの液含みの良さもあり、取り出した後の袋にはあまり美容液が残っていませんが、少し残ったものはシートの上から重ね付けをすると良いでしょう。
肌質問わず使えますが、シンプルにさっぱりと潤いを与えられるため、敏感肌の方・脂性肌の方に特におすすめです。ベタつきや重さがないため、朝のメイク前に使っても、化粧崩れしにくいです。

②VT プロシカマスクパック

アイテムの特長

次は、マスクシートのアイコンが描かれた「VT プロシカマスク」。前述の「VT シカマスクパック」と比較して“ワンランク上の肌ケア”ができるアイテムであるとうたわれています。

使い方

使い方は、シカマスクパックと同様です。洗顔後、化粧水で肌を整えてから、袋からシートを取り出して広げ、顔に密着させます。約10〜20分おいてからマスクをはがし、肌表面に残った美容液を手でなじませてください。

おすすめポイント

シートは前述でご紹介したシカマスクパックと同様のガーゼ素材タイプ。薄手でやわらかく、肌にぴったり密着します。液含みも良く、美容液のみずみずしさをたっぷりと肌に届けてくれます。透明の美容液からはハーブの香りが感じられます。

このプロシカマスクにはパンテノールやプロポリスエキスといった保湿成分が加わっており、さらに潤い感がアップ。テクスチャーも、よりとろみのあるものになっています。

こちらも肌質問わずどなたでも使いやすいですが、長時間マスクをつけたあとの夜のスキンケアなど、普段よりも乾燥が気になるときに取り入れてみてほしいアイテムです。

③VT シカモイスチャーマスク

アイテムの特長

続いては、ぷるんとした潤い感を感じさせる淡いピンクのアイコンが描かれた「VT シカモイスチャーマスク」です。アミノ酸成分やフィトンチッドコンプレックスの成分が加わり、よりみずみずしく潤いを与えてくれるアイテムとなっています。

使い方

シートが薄手でかなり柔らかいため、しっかりとしたカバーフィルムがついています。
使い方はこちらも同様で、洗顔後に化粧水で肌を整えてから使用し、約10〜20分おいてマスクをはがしたら、肌に残った美容液を手でなじませてください。

おすすめポイント

こちらのシートは、天然由来素材でつくられており、同ラインのシートの中でも最も薄手で軽やかな手触りに感じられます。やわらかくごわつきがないため敏感肌にもうれしい質感です。
こちらも美容液は透明で、ハーブの香りが感じられます。

美容液はさらっと流れるようなウォーターテクスチャー。テクスチャーは「VT シカマスクパック」の美容液と似た印象ですが、シートを取り出したあとも袋に残るほどたっぷりの量が入っています。顔に乗せたシートの上から、さらに手で美容液を重ねていくと良いでしょう。

シカ成分に加えて、天然保湿因子(NMF)であるアミノ酸17種、乾燥した肌を整える「フィトンチッドコンプレックス」の成分により、肌を潤いで満たします。

乾燥が気になる乾燥肌や敏感肌の方におすすめしたいフェイスマスクとなっています。高保湿でありながら使用感は重くないため、朝・夜いずれのスキンケアにも使えます。

④VT シカトーンアップマスク

アイテムの特長

そして次は、つるんと明るい肌を思わせる卵のアイコンが描かれた「VT シカトーンアップマスク」。エーデルワイスエキス・ハス花エキスなどが含まれ、潤いあふれるクリアな肌に導いてくれるフェイスマスクとなっています。

使い方

使い方はこちらも同様で、洗顔後に化粧水で肌を整えてから使用し、約10〜20分おいてマスクをはがしたら、肌に残った美容液を手でなじませてください。

おすすめポイント

シートには天然由来素材が採用されており、薄手でありながらふかふかとした手触りを感じさせます。ミルクテクスチャーの美容液との相性が良く、たっぷりと美容液を含んでふんわりと肌になじみます。

このミルクタイプの美容液は、糸をひきそうなほど強いとろみがあります。少し袋に残るため、シートを顔に乗せた上からさらに手で美容液を重ねていくと良いでしょう。
香りは、他のアイテムと同様のハーブの香りです。

シカ成分に加えて、エーデルワイスエキス・ハス花エキスなど、エイジングケア※にもぴったりの成分を配合。とろみの強い美容液でもっちりと仕上がるため、大切な日の前夜のスペシャルケアにおすすめです。朝のメイク前に使用する場合は、シートを外したあとに肌表面に美容液が残っていると化粧崩れにつながる可能性があるため注意してください。
※年齢に応じたお手入れのこと

⑤VT シカ 3ステップマスク

アイテムの特長

最後にご紹介するのは、美容液・シートマスク・スリーピングマスクの3ステップが1つのアイテムになった「VT CICA3ステップマスク」です。1枚のパッケージで、ステップ1の「PHAトナーエッセンス」、ステップ2の「シカスージングマスク」、ステップ3の「ディープスリーピングマスク」という3つのポケットに分かれています。

使い方


まずは洗顔後、化粧水で肌を整えてから、ステップ1の「PHAトナーエッセンス」を顔全体になじませます。このPHA成分により、ごわつきの原因となる角質が気になる肌に潤いを与え、なめらかに整えます。
少しとろみのあるテクスチャーで、香りはハーブ系ですが他のアイテムに比べ少し甘さのある印象です。

次にステップ2の「シカスージングマスク」を顔全体に密着させます。薄手のシートで、手触りは「シカモイスチャーマスク」と似ています。ごわつきのないやわらかなシートで、ぴったりと肌に密着します。

美容液もたっぷり入っており、シートを取り出した後に袋に残るため、上から重ね付けをして使うと良いでしょう。他のフェイスマスクと同様、ハーブのような香りが感じられます。
シートは顔に乗せてから約10〜20分おいてはがし、肌に残った美容液を手でなじませます。

美容液には、ティーツリーやラベンダーなどの成分を含む「ラッキーハーブコンプレックス」を配合。肌をみずみずしく保湿し、ツヤのある肌に導きます。

最後がステップ3の洗い流さない「ディープスリーピングマスク」。発酵大豆やオレガノ、ヒノキなどの成分を配合し、みずみずしくすこやかな肌を保ちます。
ぷるぷるの水分クリームテクスチャーで、控えめにハーブ系の香りが感じられます。
こちらは顔全体になじませたらあとはそのまま眠るだけ。翌朝、ぬるま湯で軽く洗顔をしてください。

おすすめポイント

肌のごわつきが気になる時、大切な日の前など、夜の定期的なスペシャルケアにぴったりのアイテム。洗い流さないスリーピングマスクが付いているので乾燥を気にせず眠れます。
3ステップの丁寧な保湿で、なめらかでみずみずしい肌を手に入れましょう。

4. シートマスクの素材の違いと特徴

実はフェイスマスクに使われるシートにも以下のように様々な種類があります。それぞれの特徴や違いについても簡単に触れたいと思います。

シートマスクの素材 特徴
コットン・マイクロファイバー(不織布) 一般的によく使われている、ふわふわと肌触りのやさしい素材。
ガーゼ コットンと似てるが、ガーゼのように編み込まれていることで薄くても耐久性が高いのが特長。
バイオセルロース ぷるぷるとした手触りで、密着性は抜群。少し価格が高めのものが多い。

5. VTシカマスクの使い方と注意点

ここまで各アイテムについてレビューしてきましたが、実際に使用する際に気をつけたい、シートマスクアイテムをより効果的に活用する使い方と注意点をご紹介します。

シートマスクを使う順番は?

まず、シートマスクを使用する際のスキンケアの手順ですが、洗顔→化粧水(→お好みによって美容液)のあとにシートマスクを使用します。
シートマスクと他のアイテムとの大きな違いとして、物理的に「とじこめる」機能、つまり“密閉性”があります。そうすることで肌のすみずみまで※潤いをいきわたらせることができます。このとき、メイクや汚れまで一緒にとじこめてしまわないよう、不要なものは事前に洗顔でしっかり落としておく必要があるのです。
※角質層まで

外した後は何かつけたほうが良い?

シートをはずした後は、基本的にはそのままスキンケアを終えても問題ありませんが、個人差があるため肌質にあわせてケアを行なってください。そのままでは乾燥が気になる場合は、乳液やクリームなど油分のあるアイテムを重ねてください。反対にベタつきが気になる場合は、肌表面を軽く洗い流しても良いでしょう。

いつ、どのくらい使うと良い?

シートマスクの使用時間は、多くの場合10〜20分程度が推奨されています。それ以上使用してしまうと、シートが乾きはじめ、同時に肌の水分まで奪われてしまう可能性があるため逆効果になってしまいます。アイテムごとに表示された推奨時間を守って使いましょう。

使用頻度は特に決まりはありません。週に1〜2回など定期的なケアとして使うのも良いでしょう。もちろん毎日使っても、月に1回でもダメということはありません。

使用タイミングも基本的に自由ですが、アイテムの特徴によっても異なります。朝のメイク前に使えば、肌が潤った状態のためメイク乗りが良くなったり、化粧崩れが起きにくかったりというメリットがあります。ただし、ミルクタイプやとろみの強いアイテムの場合、朝のメイク前に使用するとメイクのヨレや崩れにつながる可能性があるため注意してください。
また夜寝る前のケアに使えば、日中にマスクなどによってストレスをうけた肌をケアすることができ、しっかりと肌が潤った状態で睡眠中の“お肌のゴールデンタイム”を迎えることができます。

使い方のポイントは?

使用頻度やタイミングよりも大切なのが、シートを肌にしっかりと密着させることです。 鼻や額など顔の中心近くからシートを乗せ、顎や頬は少しシートを引っ張るようにしながら端まできちんと密着させると浮きにくいでしょう。また、使用中はできるだけ顔を動かさないようにすることもポイントです。

正しい保管方法は?

また、保管方法にも注意が必要です。シートマスクは大半が常温保存を前提につくられており、冷蔵庫で冷やしたり、直射日光の当たる高温の場所で保管したりすると、温度変化が大きいためスキンケア成分に影響を与える可能性があります。加えて、個包装の場合、パッケージを立てて保管することも多いかと思いますが、それをそのまま開封すると、シートに含んだ美容液に偏りが出てしまいます。立てて保管した場合は使用前に水平に置き、美容液を全体になじませておくとよいでしょう。

VTのシカマスクの効果を最大限に発揮するポイントとして、これらもぜひおさえておいてくださいね。

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