ここ数年人気沸騰中の韓国コスメ。その中でも最近特に注目を集めているのが、「CICA(シカ)コスメ」。
シカは肌荒れを鎮静させる効果があり、コロナ渦でマスクが手放せないことによる「肌荒れ」や「肌ゆらぎ」の救世主として流行するようになりました。
しかし、「話題になっているシカコスメだけれど、種類がたくさんあってどれが良いかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、シカコスメの成分や特徴、シカスキンケアの種類、おすすめのシカコスメ、使用上の注意点について徹底解説していきます。
「シカコスメ」で有名なブランドである「VT Cosmetics(ブィティコスメティック)」や「Nature Republic(ネイチャーリパブリック」等の人気アイテムもご紹介します。
「シカコスメを使ってみたい」人、「肌荒れに悩んでいる」人は是非最後まで読んで、参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
シカって何?
まず、シカの概要について解説します。
シカとは
シカとは、ハーブの一種であるツボクサから抽出された「マデカソサイド」という成分が配合されているコスメです。韓国では昔から傷治療の薬としても愛用されていて、現在でも美容医療後のケアとして病院で処方されることもあるのだとか。
シカの効果
ツボクサには、ニキビやニキビ跡等、肌のさまざまな炎症を鎮静させる効果があります。
優れた炎症抑制効果から、韓国では別名を「肌再生クリーム」とも呼ぶそう。「炎症を鎮静」と聞くと刺激が強そうなイメージを持ちますが、シカは敏感肌の人でも安心して使える低刺激処方なのです。
肌荒れやニキビ、ニキビ跡、シミ、赤みなどの肌トラブルを抱えている人、敏感肌の人にもおすすめできるコスメです。
それだけでなく、シカは肌を保湿しキメを整える作用も優れています。乾燥や毛穴の開きに悩む人にも是非使ってみてほしい成分です。
シカコスメの効果
シカコスメにはいろいろな種類があり、自分の肌トラブルに合わせたケアを行うことが重要です。
シカコスメにはどんなものがあるか
シカ成分を含むコスメには、洗顔料、化粧水、乳液、パック、クリームそしてサンスプレーや日焼け止めクリーム等があります。
肌荒れがなかなか改善されない人は、スキンケアのライン使いをおすすめしますが、まずは部分的に取り入れてみても良いでしょう。
シカコスメに期待できること
洗顔料は、肌の汚れを優しくスッキリ落とす作用があります。ニキビの素となる菌も落とせるため、ニキビ肌に悩む人は使ってみましょう。
化粧水や乳液は乾燥した肌にスーッと馴染む軽いテクスチャーであるにも関わらず、しっかりと保湿しキメを整えてくれます。角質も除去するため、お肌のざらつきやごわつきが気になる人にもおすすめです。
スキンケアの仕上げに取り入れたいのが、「シカクリーム」。肌全体に塗っても良し、ニキビなどが気になる部分に重点的に塗りこんでも良し。毎日ケアを継続することで、日に日に炎症が良くなっていきます。
より念入りにケアしたい人には、保湿効果がグッと高まる「パック」もおすすめ。化粧水タイプのパックやスリーピングパック等さまざまな種類があるため、好みに合わせて取り入れてみましょう。
シカコスメがおすすめの人
シカコスメをおすすめしたい人は、以下に当てはまる人です。
• 肌荒れが気になる人
• 乾燥由来の肌荒れが気になる人
• しっかり保湿したいけれど重たいテクスチャ―のアイテムが苦手な人
• 敏感肌の人
• 毛穴が気になる人
• ニキビや長年のニキビ跡に悩んでいる人
また、「マスクをするようになってからなんとなく肌の調子が悪い」という人にも、おすすめします。
韓国シカコスメブランドのおすすめアイテム紹介
シカコスメで有名な人気ブランドから、おすすめアイテムをそれぞれご紹介します。
VT Cosmetic(ブイティコスメティック)
「CICA DAILY SOOTHING MASK(シカデイリースージングマスク)」
VT Cosmetic(ブイティコスメティック)は、シカコスメを多数販売している超有名ブランドです。中でも、この「デイリースージングマスク」は口コミやランキングで上位をキープしており、SNS等でも爆発的な人気を誇るアイテムです。ツボクサエキスが肌を健やかな状態に整え、3重ヒアルロン酸、プロポリスエキスでしっとりと保湿もできます。
1箱30枚入りで、その名の通り毎日使用できるパック。べたつきのないさっぱりとしたテクスチャ―で、肌の水分・油分バランスを整えます。肌にフィットしやすいよう、薄さ0.2mmの「ヌードシールシート」を使用しており、パック中に気になる「ズレ」のストレスも無し。
ピンセットが付属しているため、毎日衛生的に使えるのも嬉しいポイント。
洗顔後、化粧水で肌を整えた後のパックに使用し、10分~15分置いた後剥がします。上から乳液やクリーム等を重ねるようにしましょう。
「シカペアクリーム」
スキンケアの最後に、クリームとして使用する「シカクリーム」。ゲルクリームですので肌触りは軽く柔らかいですが、塗った後の肌は潤いでいっぱいです。
ツボクサエキスに加え「パンテノール」も配合され、肌の新陳代謝を活発にします。炎症や傷の修復作用を助ける成分として「βグルカン」も含まれています。
複数の効果的な美容成分が、鎮静+保湿+水分バリア強化作用に働きかけ、肌の基礎力をアップ。健康なお肌へと導きます。
スキンケアの最後に適量を手に取り、顔全体もしくは炎症が気になる部分に優しく馴染ませるように塗り込みましょう。
Dr Jart(ドクタージャルト)
「シカペアクリーム2世代」
Dr Jart(ドクタージャルト)は「BBクリーム」の開発で一躍有名となった韓国コスメブランド。
シカコスメの販売も行っていますが、中でもチェックしておきたいのがこちらの「シカペアクリーム」。
従来のシカペア1世代と比較し、マデカソサイド成分を8,000倍もアップさせたこの「シカペア2世代」は、超敏感肌の集中ケアアイテムとして注目を集めています。
こちらにも「パンテノール」が配合されていますが、さらに「ナイアシンアミド」というビタミンが配合されているのが特徴です。ナイアシンアミドは美白やシワ改善で有名な美容成分ですが、肌荒れにも効果がある優れもの。
スキンケアの最後にクリームとして使用します。
Nature Republic(ネイチャーリパブリック)
「シカビッグトナー」
韓国の自然派スキンケアブランド「ネイチャーリパブリック」からもシカシリーズ「グリーンダーマシカライン」が販売されています。マスクによる蒸れと乾燥の繰り返しによる「マスク肌トラブル」に集中アプローチするスキンケアラインとして世界中で愛されています。
中でも人気なのが「シカビッグトナー」。保湿力の高さが特徴。筆者も愛用中ですが、とろみのあるテクスチャ―ででもっちりと保湿されるのが心地よいです♡
乳白色をしていて乳液を思わせるような使用感ですので、パシャパシャと浸透させるというよりは、丁寧な重ね付けがおすすめ。コットンに浸透させてパックしても。
シカコスメの使い方や注意すべきこと
最後に、シカコスメの使い方と注意点を解説します。
シカコスメの使い方
スキンケアの順番は一般的なアイテムと同じです。クレンジング→洗顔→ブースター→化粧水→美容液→乳液→クリームの順で使用します。パックする場合は、そのパックの特徴によって、化粧水の前後にすると良いでしょう。
シカコスメを使うにあたっての注意点
シカコスメは敏感肌の人でも安心して使えるような成分のものがほとんどですが、自然由来の成分に対して肌が反応してしまう人も中にはいます。「ピリピリ感」や「赤み」「かゆみ」等を感じた場合は、ただちに使用を中止しましょう。
初めて使用する場合は、気に入ったアイテムを単品で普段のスキンケアに取り入れてみて、肌調子を確かめながら使うと良いですよ。
まとめ
今回は、大人気「シカコスメ」について徹底解説しました。
まだまだ終わりの見えない「マスク生活」に嫌気が差しますが、肌荒れが起こりやすい今だからこそ、一度自分の肌と向き合って、スキンケアの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
簡単に渡韓できない状況が続きますが、日本では「新大久保」でも韓国コスメがたっぷり取り扱いされています♡「新大久保コスメ」、是非チェックしてみてください。