韓国のスキンケアアイテムではもはや定番、王道ともいえる「水分クリーム」。肌にみずみずしい潤いを与えるジェルのようなテクスチャーのクリームで、肌タイプ問わず使いやすいのが魅力となっています。
特にこれから暑くなる季節は、一般的な保湿クリームの油分がいつもより重くベタつくように感じてしまうという方もいるのではないでしょうか。そんなときにも軽やかな使用感の水分クリームはおすすめです。
しかし、定番アイテムゆえに種類が多く、どれを選べば良いか悩んでしまうこともあります。そこで今回は「水分クリーム」について、使い方・選び方から、肌質や好みに合わせたおすすめのアイテムまでご紹介したいと思います！
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この記事の目次
1.韓国では定番！「水分クリーム」とは
「水分クリーム」は、名前の通り“水分”がたっぷり含まれたクリームで、ジェルのようなぷるぷるとしたテクスチャーが特徴のスキンケアアイテムです。日本以上に空気が乾燥しやすいといわれる韓国で、肌にみずみずしい潤いを補給できるアイテムとして人気になりました。
(1)「水分クリーム」と一般的な「保湿クリーム」の違い
一般的な「保湿クリーム」は油分が多めで、化粧水などで補った潤いを“とじこめる”役割を果たします。一方で「水分クリーム」は水分の割合が大きく、それ自体で潤いを“チャージする”役割がメインとなっており、よりみずみずしくさっぱりとした使用感になっています。そのため、乾燥しやすい肌の方にはもちろんのこと、脂性肌や混合肌の方の保湿アイテムとしても重くなりすぎず使いやすいのが魅力です。
(2)「水分クリーム」の使い方
水分クリームは一般的に、スキンケアのステップの中で【化粧水→美容液→乳液】のあとに使用します。この点は一般的な保湿クリームと大きな違いはありません。
ベタつきやすい季節や脂性肌の方で、さっぱりとスキンケアを終えたいときにはこの水分クリームまでのステップでスキンケアを完了して問題ありません。
しかし、乾燥が気になる季節や乾燥肌の方の場合は、塗ったときは潤うけれどしばらくすると乾燥してしまい、持続力が物足りないと感じることがあるかもしれません。
これは、水分クリームは潤いを“とじこめる”機能がメインではないため、油分が少なく作られていることによるものです。そういった場合は、水分クリームのあとに油分が多めのクリームやフェイスオイルなどでカバーするのがおすすめです。
また、夜のお休み前にたっぷりと塗って、スリーピングパックのように使うこともできます。
2.バリエーション豊富！水分クリームの選び方
水分クリームは、韓国コスメを中心にたくさんのブランドから様々な種類のものが展開されています。一言に「水分クリーム」といっても異なる特徴をもつアイテムも多いため、肌質や好みによって自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
(1)【みずみずしい潤いタイプ】脂性肌・混合肌の方、みずみずしく軽やかにケアしたいとき
みずみずしくぷるんとしたジェルテクスチャーのものがおすすめ。見た目には透明〜半透明のものが多いです。
シカ（ツボクサ）成分やドクダミ・ヨモギなどの植物由来成分を取り入れたものは、軽やかでストレスフリーな使用感ながら潤い感に不足はなく、しっかりと肌悩みをケアできるでしょう。
(2)【しっとり保湿タイプ】乾燥肌の方、しっとりとした潤いを保ちたいとき
水分クリームらしいみずみずしさと、保湿クリームのもっちりとしたテクスチャーの“いいとこ取り”をしたアイテムもあります。見た目には半透明〜白いクリーム状のものが多いです。
ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が中心となっているものや、オイル成分が入っているものを選ぶと、肌の水分・油分のバランスを保ちやすいのでおすすめです。
(3)【低刺激スキンケアタイプ】敏感肌の方、肌のゆらぎが気になるとき
ヒアルロン酸などの肌に必要な保湿成分を、低刺激で補えるアイテムがおすすめです。ビタミンCなどの成分はものによっては肌に刺激となることがあるため注意してください。
製薬会社や美容皮膚科などがつくる、ダーマコスメやドクターズコスメとよばれるブランドから探してみるのも良いでしょう。
また、テクスチャーや成分だけでなく、香りの有無もアイテムによって異なります。好みはもちろんのこと、手持ちの化粧水などとの使い合わせを踏まえ、香りという点でもどのようなものが自分に合うかチェックしておくと良いでしょう。
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3.韓国コスメのおすすめ水分クリーム 5選
ここからは、タイプ別におすすめの水分クリームを5つご紹介したいと思います！
(1)【みずみずしい潤いタイプ】goodal・ドクダミカーミングモイスチャークリーム
goodal（グーダル）の「ドクダミカーミングモイスチャークリーム」のパッケージは、ドクダミの葉を思わせる落ち着いたカーキ色のジャータイプ。容量も75mLとなっており、たっぷり使うことができます。
シートマスクとコットンが付属したお得なセットで販売されているのもおすすめポイントです。
保湿成分として、韓国・済州島産のドクダミエキスをふんだんに配合。少し黄みがかった、ぷるぷると透明感のあるジェルのようなテクスチャーです。わずかに薬草のようなすっきりとした香りがありますが、強く気になるほどではありません。
肌に伸ばすとみずみずしい潤い感で満たされ、べたつきなくなじみます。これから暑い季節にも快適に使えるでしょう。
■Goodal(グーダル)ドクダミカーミングモイスチャークリーム
-容量：75ml(1個)
-価格：2,580(税込) (+マスク1枚、スキンパック用マルチコットン)
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(2)【しっとり保湿タイプ①】innisfree・グリーンティーシードクリーム
innisfree（イニスフリー）の「グリーンティーシードクリーム」は、同じ“グリーンティーシード”ラインの化粧水や美容液と同じグリーンカラーに、グリーンティーのイラストが描かれたパッケージ。容量は50mLです。
この白いクリームは、みずみずしさだけではない、少しハリ感のあるジェルクリームのようなテクスチャーです。やさしいグリーンティーの香りは、森林浴をしているような気分にもなり、リフレッシュタイムにもぴったりです。
グリーンティーウォーターでたっぷりと潤いを与え、グリーンティーシードオイルによってその潤いをとじこめます。
肌の水分・油分のバランスを整え、これ1つでもっちりとした仕上がりに。マスクによる乾燥が気になる日にも活躍してくれそうです。
■イニスフリーグリーンティーシードクリーム
-容量：50ml(1個)
-価格：2,580(税込)
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(3)【しっとり保湿タイプ②】VT・スーパーヒアルロンクリーム
VTの「スーパーヒアルロンクリーム」は、白いパッケージに青いロゴが際立つ爽やかなパッケージになっています。容量は55mLです。
キャップを外すと、中蓋がプッシュポンプタイプになっています。毎回使う分だけを出すことができるので、手軽なうえに衛生面でもうれしい仕様です。
クリームの中には、微細な青い粒（カプセル）が入っており、中蓋を押した際にカプセルが潰れて混ざった状態で出てきます。クリームを手に伸ばしてみると、わずかに青いカプセルの欠片が残っているのがわかります。
このクリームにはVT独自の「G:H8(TM)」や、アイテム名にもあるヒアルロン酸、そしてβグルカンやパンテノールといった複数の保湿成分が配合されており、みずみずしいジェルテクスチャーでありながら高い保湿力を実現しています。特に気になる香りはなく、香りの強いスキンケアアイテムが苦手な方にもおすすめです。
高保湿でありながら、重くないみずみずしい使用感を重視したい方にぜひ使ってほしいクリームです。
■VT・スーパーヒアルロンクリーム
-容量：55ml(1個)
-価格：2,730(税込)
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(4)【低刺激スキンケアタイプ】Real Barrier・アクアスージングクリーム
Real Barrier（リアルバリア）は韓国で長く皮膚研究をおこなってきたNEOPHARM社が展開するブランドで、この「アクアスージングクリーム」も肌への刺激を抑えて潤いを与えてくれるアイテムです。
透明感のあるブルーのパッケージからもそのみずみずしさが伝わってきます。容量は50mLです。
青みがかった少し透明感のあるジェルクリーム状のテクスチャーで、肌に伸ばすと少しひんやりと落ち着くようなクーリング感が感じられます。香りもミント系の清涼感のあるものとなっています。
分子の大きさが異なるヒアルロン酸やカミツレ花エキスが配合されており、肌に潤いを与えながらマスクの摩擦などでゆらいだ肌をやさしく整えてくれます。
この低刺激でありながら清涼感のある独特の付け心地は、一度使えばハマってしまうかもしれません。
■Real Barrier・アクアスージングクリーム
-容量：50ml(1個)
-価格：3,630(税込)
✔️お店から購入できます！
(5)【ヴィーガンタイプ】the SAEM・アーバンエコハラケケクリーム
5つめのアイテムは、少し異なる視点で“ヴィーガン”アイテムをピックアップしました。
このthe SAEM（ザセム）の「ヴィーガンエコハラケケクリーム」は、ニュージーランド産の“ハラケケ”という植物に由来する成分を取り入れたアイテムで、イタリアV-Labelのヴィーガン認証を受けています。
近年トレンドにもなっている「ヴィーガンコスメ」とは、植物由来成分を配合したものを指す「オーガニックコスメ」よりもさらに厳しい基準で、動物由来の成分を一切使用していないものを指します。
自分の肌への配慮だけでなく、動物や自然環境にも配慮したコスメだといえるでしょう。
白いクリームテクスチャーですが、重さはなくとても伸びの良い肌触りです。また、香りにもこだわって作られているアイテムで、トップノートはオレンジ・ピーチ・タンジェリンなどの甘さのある柑橘系、ベースノートにはムスク・アンバーなどの落ち着きのある香りが取り入れられています。
スキンケアをしながら、心地よいリラックスタイムを過ごしたい方におすすめのアイテムです。
■the SAEM・アーバンエコハラケケクリーム
-容量：55ml(1個)
-価格：2,970(税込)
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4.5つのおすすめ水分クリームをおさらい
それぞれに異なる魅力をもつ5つのアイテムをご紹介しました。
■goodal・ドクダミカーミングモイスチャークリーム
■innisfree・グリーンティーシードクリーム
■VT・スーパーヒアルロンクリーム
■Real Barrier・アクアスージングクリーム
■the SAEM・アーバンエコハラケケクリーム
特徴別にまとめると以下のようになります。
肌悩みや使用感の好みから、自分にぴったりの水分クリームを探してみてくださいね。
5.韓国コスメ・水分クリームのまとめ
今回は、多くの韓国コスメブランドから展開されている王道アイテム「水分クリーム」についてご紹介しました。一言に「水分クリーム」といってもその特徴は様々なので、脂性肌や混合肌の方はより軽やかでみずみずしいジェルテクスチャーのものを、乾燥肌や敏感肌の方は保湿感の高いしっとりとした使用感のものを選ぶのがおすすめです。
東京・大阪にある韓流百貨店の店頭では、テスターでテクスチャーを試しながら選ぶこともできるので、実際に触れて好みのアイテムを探すことができます。また、Sudiiのオンラインショップならいつでも気軽に購入可能です。新作アイテムも続々と登場していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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